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協会について

当法人は、身体・知的・精神障がい、難病や様々な理由で地域の水泳活動 が困難な方(以下「障がい者等」とする)それぞれの個性や特性に合わせた支援、介助および水泳指導のできる指導員を養成し、水泳を通して障がい者等個々人の心身の発達や能力の向上、質の高い主体的な生活を目指すとともに、障害の有無にかかわらず、個人の多様性を認め合い、地域交流、社会参加を促進し、インクルーシブ社会の形成に寄与することを目的としています。

本来は「障がい者水泳」という言葉はありません。

同じ「水泳」という種目です。

障がい者水泳、と分かりやすく名称を付けていますが、本来は正しくはありません。

ボランティアも含め、障がいのある方のプール活動はたくさん経験させてもらいました。「福祉的なプール活動」「スパルタな指導現場」様々な指導環境があることが分かりました。

その様々な経験の中で、「介助や障害の知識をもって、プール現場で対処できる指導者」「試合にたくさん参加していく選手を育てる」ことで本当に良いのか、福祉の仕事の経験から私の持っている水泳の知識や介助の知識がどんな役に立てるのか、立ち止まって考えたことがあります。

本当に障害に詳しければ、それでいいのだろうか、と。

ですが、ゴールはその先にあると気付きました。

「個別スイミングに参加したら、地域の社会資源とつながった!」「家族で海に行くときの介助の仕方を相談できた!」など、人のつながりやコミュニティを活かす他ではできない強みがあります。

その人の人生の多くの時間はプールの外にあります。地域の人や社会資源とつながったり、水泳を通じて10年後の子供の趣味が広がる提案をすることが私たちにはできます。

また、障害のない(健常者など)人にとって、使いにくい道具や参加しにくい環境となれば、本末転倒です。障害のある・なしに関わらず、同じ環境にいるという当たり前の風景が、本来の目指す社会の形ではないでしょうか。

研修事業のみならず、日本で最初の「障害者水泳コンサルタント」として、海外からの情報も積極的に取り入れて、日々の活動に生かしています。海外の先生方とのつながりがあることも強みの一つだと考えています。

インクルーシブな社会に貢献していくことを、これからも目指していきます。

障がい者水泳コンサルタント、作家

主な事業内容

1当協会公認 障害者水泳指導員養成研修

2介助付き個別スイミングのご相談

3インクルーシブな水泳プログラムのご相談

4プールや福祉用具の設計相談、コンサルティング

5講演・執筆

SDGsの取り組みについて

一般社団法人日本障がい者スイミング協会は 持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

環境

障害児は「アレルギー」や「過敏」と言った悩みを抱えていますが、子どもたちの問題ではなく環境問題の1つとして捉え、水の循環の分かる環境を探し、活動拠点とします。
内外へ環境問題へ関心を持ってもらう取り組みを提案していきます

水泳は水をたくさん使うスポーツです。
今泳いでいるところはもちろんのこと、これから泳ぐところにも、さっきまで泳いでいた後ろにも水があります。
一方で、世界には水が飲めずに苦しむ子どもたちもたくさんいます。

水を使うスポーツだからこそ、水に感謝の気持ちを示すこと、これが大切だと考えています。

障がいのある方もインストラクターになれる環境

国籍や性別を問わず、インクルーシブな水泳環境を目指す仲間を受け入れています。
本協会では、障がいのある方もない方も、水泳インストラクターにれる環境です。

障がいがあってもなくても、水泳を楽しみたい気持ちは同じです。
障がいが理由で、水泳の才能や指導技術があるのにもかかわらず水泳のインストラクターになれないのが現状です。

五体満足の健常者のインストラクターが半身まひの方へ水泳技術を伝えることと、
半身まひのある水泳インストラクターが伝えるのでは、体の部分での共感が違うのです。
また、障がいのある方の水泳は、力で泳ぐものではないため、力まずに、体に負担をかけないで泳げる技術です。
超高齢化社会を迎える日本にとって、「生涯スポーツ」として位置付ける水泳には、このような体に無理なく、でもきちんと泳げてきれいな形で楽しめる…そんな水泳が求められています。

より、ご本人へ寄りそった指導ができる指導員として、障がいのある方も、水泳インストラクターになれない理由はないのです。

地域で水泳を楽しめる人を1人でも増やす

どんなに重い障害があっても、なくても、地域で水泳を楽しめることを支援します
「障害のあるなしに関わらずみんなが参加できる」ことを目指しています

悲しいことに、てんかん、障害が個人の理由として、水泳教室の参加を断られたり、制限されたりするケースは後を絶ちません。

私たちは、まずは本人と会い、どうしたら参加が可能なのか考えます。

また、必要に応じて各自治体のケース会議等で、学校の授業で障害のある子供が参加するための工夫や研修に応じます。

民間のスイミングスクールで、今ある環境を生かしながら障害児者の受け入れについて研修等を行い、見事水泳教室が定例化したケースもあります。個性は様々です。受け入れできる範囲について、1つでも輪が広がることを目指しています。

フィールドは日本全国・世界と考えています

環境、福祉用具、機材…人を取り巻く環境がフェアであるか常に考え新たな提案をします
また、その支援方法も環境や道具は、障害のない人にとっても、ある人にとってもお互いに参加しやすいものでなければなりません。
「インクルーシブな水泳が地域の当たり前の風景に」をテーマに、これからも日本全国の
企業、自治体、団体との福祉的なまちづくりに貢献していきます

オーガニックコットンを使った水泳道具

一部水泳用品や福祉用具など独自制作できないものは、どのように作られたものなのか「顔」が分かるもの(エシカル消費やフェアトレードであるか)、環境に負荷のない作り方のもの、長く愛用できるものを購入しています。
独自製品の水泳道具については、日本の職人さんが丁寧に丁寧に織り上げた無染色のオーガニックコットンの生地を使っています。
福祉作業所の皆さんが、生徒さんに合わせて水泳道具を手作りしています。


既製品の水泳道具ももちろんあり、生徒さんに合わせて使い分けています。
オーガニックコットンの良さは、水中で温かさを感じること。
ご自身の体温でクッションが温まり、筋緊張が強い身体障害や体に不調を感じられる方、リラックスしたい方をサポートしてくれます。
水が怖い方も、安心して体に寄り添うクッションで、自分の力で浮いている感覚に近い体験ができ、恐怖心なく水泳技術の向上が叶います。

◎お願い◎

当法人またはスタッフ宛の、金銭や物品等の寄付や贈り物等について、昨今の情勢を鑑み一切受け付けておりません。

あたたかいご支援のお気持ちに感謝いたします。

当法人の出典を明らかにした上でメールマガジンや書籍等をシェアいただき、もうひと周り、ふた周りとご支援の輪を広げていただくのは構いません。