一般社団法人日本障がい者スイミング協会

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一人ひとりの「できた!」を大切にする水泳教室

全国・海外からも選ばれている個別支援

科学的なノウハウのある水中療育から泳法指導までお任せください

水の中なら、もっと自由になれる。
一人ひとりの個性とペースに合わせた、完全オーダーメイドの支援。

「集団行動が苦手」「水が怖い」「体に麻痺がある」...
そんな不安をお持ちの方こそ、ぜひ一度プールに来てみてください。
私たちは、泳ぎの技術だけでなく、水の楽しさを知り、心とことば、体を育むことを一番に考えています。

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2. 私たちが大切にしている「3つの安心」

この教室が多くの参加者に選ばれている理由です。

① 一人ひとりに合わせた「個別カリキュラム」
障がいの種類や程度、性格は十人十色です。画一的な指導は行いません。
ご本人や保護者の方と丁寧にカウンセリングを行い、その日の体調や気分に合わせて、無理のないプログラムを組み立てます。

② 専門知識を持った「プロのインストラクター」
日本障がい者スイミング協会の認定を受けた、経験豊富なインストラクターが担当します。
水泳の技術指導はもちろん、障がいの特性への理解や、安全管理(AED講習等)も徹底しています。
安心してお任せください。

③ 「スモールステップ」で自信を育む
水が怖い人へいきなり泳がせることはしません。「プールサイドに座る」「水に顔をつける」など、小さな目標をクリアする喜びを積み重ねます。
「できた!」という達成感が、日常生活での自信や意欲にもつながります。

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3. 対象者

当教室では、以下のような特性をお持ちの方々が楽しく泳いでいます。

発達の特性:自閉スペクトラム症、ADHD、ダウン症、学習障がい、知的障がい など
身体の特性: 脳性麻痺、片麻痺、欠損、全盲、聴覚障がい、内部障がい など
その他:集団レッスンになじめなかった方、水への恐怖心が強い方、難病、医療的ケアの方など

「うちの子の場合はどうかな?」と思われたら、まずはお気軽にご相談ください。
下記「よくある質問」Q1にも事例の一部を掲載しています。

●対象者
 水泳をはじめてみたい未経験者から経験者まで歓迎いたします
 年齢は問いません
 体験レッスン前の無料相談(お電話またはZoomでさせていただきます)ができる方
 ※特性等によりおむつの取れない方も無料相談でご相談ください。


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4. 参加者の声(保護者様より)

> 「笑顔が増えました!」(小学生 Aくんの保護者様)
> 最初はプールに入るだけで泣いていた息子ですが、先生が根気強く付き合ってくれたおかげで、今では「プールまだ?」と毎週楽しみにしています。体力がつき、風邪も引きにくくなりました。

> 「親身な対応に感謝」(中学生 Bさんの保護者様)
> 集団のスイミングではついていけず辞めてしまいましたが、ここでは娘のペースに合わせてくれるので安心です。

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5. レッスン開始までの流れ

まずは「体験」からスタートできます。

1.  お問い合わせ・ご相談
    フォームよりご連絡ください。お問い合わせはこちら(別のウィンドウが立ち上がります)
2.  無料相談
    お子様の特性や不安な点をお伺いします。また、支援方針をご説明します。
3.  体験レッスン
    実際に水に入り、支援員との相性や楽しさを確認します。
 1回50分となります。
4.  ご入会・レッスン開始
    気に入っていただけたらスタート!目標に向かって一緒に楽しみましょう。


お問い合わせ・お申し込み

まずは、水を楽しむことから始めませんか?
水泳教室の新規のお問い合わせはこちら(別のウィンドウが立ち上がります)

よくある質問

Q1 どのくらいで上達しますか?

A1 上達の早さは、障害の程度よりも、受講者の方の、水への恐怖心の有無が一番大きく影響します。
学校のカリキュラムに水泳があることから、早い上達を目指される方もいらっしゃいますが、個別性が高いもので、成長過程も様々です。
そのため、上達をスムーズにするために水慣れや発達課題を統合するリラクゼーションやランニングなどの時間を多く提案させていただくなど工夫したカリキュラムで行っております。
【ご参考】下記は水が怖くなかった児童の事例の一部です。
・軽度診断されていた自閉症児:1日でクロール25m完泳。
・高次脳機能障害児:3日で4種目を完成し、100m個人メドレー完泳。
・肢体不自由中度の判定のある児童:隔週ペースのレッスンを1年間通って4種目(バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロール)をマスター。
・小学4年生自閉症児:16日間で4種目をマスター。
・半身麻痺児童:特性に合わせて、平泳ぎや背泳ぎから支援を開始。およそ1年半で4種目を泳げるようになり、都大会や地域退会へ参加し、言葉も前向きなものに変化していった。
・中度知的障害児:単語が時々出てくる児童だった。音楽を取り入れたリズム水泳から言葉や身体表現ができるようになる。運動への苦手意識が軽減され、地域のイベントにも参加し、あいさつなど短いコミュニケーションが取れるようになる。アーティスティックスイミングにも挑戦し大会遠征が可能になった。
・重度肢体不自由児:支援員と家族の2人介助によるプール活動で、筋緊張の弛緩や水中歩行、首が座るように姿勢の練習を継続。3年後、親子でのアーティスティックスイミングに挑戦し、大会ではデュエットに参加。

【ご参考】水が怖かった児童の事例の一部です。
・中度自閉症児:3年間顔を水面につけることを怖がりつつスモールステップの支援を継続し、3年目に付けられるようになり、次の1年で4種目をマスター。都大会出場。
・中度自閉症児:2年間、顔に水がかかることが怖かったところ、支援を継続し2年目にかかる頃に徐々に自分から顔をぬぐったり、半顔だけ水面につける。徐々にステップを踏み、全顔を付けられるようになり、ビート板を使った息継ぎありのバタ足で200m行けるようになる。発語も増え、当初単語だったところから2年間で文章で話せるようになった。

【ご参考】ことばや日常生活の支援の事例の一部です。
・重度自閉症児:待つことが難しかったところ、プールの時間でマンツーマンで支援員と交流する中で指示が通るようになり、「待つ」ことが徐々にできるように。水泳教室の発表会でも、あいさつや待つことができ、過ごせるようになる。
・重度自閉症児:喃語と他害行為があったが、2年間プール活動の中でことばの支援を取り入れたところ、クレーン行動が見られるようになり、指差しが理解できるようになった。喃語に単語的なリズムも垣間見え、支援員の言葉も理解でき、本人からも2者選択で意思表示ができるようになる。言葉でのコミュニケーションができるようになったことで、他害行為がなくなり、落ち着いて過ごせるようになった。背泳ぎの練習の中で待つことを覚え、「よーいドン」が理解できるようになった。
・ADHD児:意思表示が難しかったところ、細かい文章のやりとりを続けるうちに、自己表現ができるようになる。「水泳の目標は息継ぎ」と自ら支援員に伝え、練習中は本人自らが回数や距離の目標を持ち、取り組めるようになった。
・肢体不自由児:水中療育や水中での筋緊張の弛緩を3年継続。当初車いす利用だったが、首が座り下半身も安定するようになったことで杖歩行が可能になり、その後自立歩行できるようになった。




Q2 親は入水しなければなりませんか?

A2 ご家族の方、ヘルパーさんなどお付き添いの方の入水は任意です。お子様がなれないうちはご一緒に、慣れてきたら母子分離支援にするなどお子様の成長に合わせて変化させることも可能です。

Q3 個別支援とはマンツーマン対応ですか?

A3 お子様の成長に合わせて変化していきます。

慣れないうちや、見守りが必要な重度の方等はマンツーマン対応となりますが、支援員1人につき子ども2人の個別支援もございます。マンツーマンでは得られない、協調性を身につける場やお友達と切磋琢磨してお互いを励まし合ったり、何より相手の気持ちを思いやるなど、同世代や支援員とは違う立場の人との関係性を築いていく大事な経験の場となります。

福祉支援員として、地域で楽しく暮らしている障害のある方の共通点として、地域の方との交流が上手な人や、街を歩けば知り合いに会うような人との信頼関係を築ける人は、長く地域資源を活用しながら生活しています。

マンツーマンでは体験できないことなので、できる人からこのような支援体制も大切に考えています。

もちろん、月に1度からなど少しずつ環境を変化させながら支援していきます。

Q4 聴覚障害があります。手話のできる支援員はいますか。

A4 日本手話のできる支援員がおります。日常会話、および水泳については筆談が必要ないくらいの会話レベルです。(図をかいたりメモで使うなどはあります)

水泳の種目としては、競泳、アーティスティックスイミング、水中ウォーキング等の支援実績があります。曜日が固定されますので詳細はお問い合わせください。

Q5 会員制ですか。
A6 当協会は会員制です。会員登録や会員登録に関わる経費は無料です。
協会から営利的な勧誘は一切ありませんのでご安心ください。

会員様になりますと、以下の特典がございます。
①会員様専用サイトから、陸上でのストレッチや、水泳、アーティスティックスイミングにつながるエクササイズの動画など、プールに通う日以外の時にもご参考になる動画を無料でいつでもご覧いただけます。
②支援で使う水泳福祉用具のレンタル料はかかりません。
③記録会や試合にチャレンジできます。初めての方や重度肢体不自由の方もご参加いただけるものもご案内いたします。
④オンラインでの発育や泳ぎにつながるストレッチやエクササイズ、アーティスティックスイミングのランドリル(陸上動作練習)もできます。
⑤水泳教室はテスト形式ではなく、個別支援で目標を達成型です。個別支援計画の目標をクリアーしたら、賞状をお子様にお渡ししています。
⑥当協会主催の水泳発表会や各種講習会にご参加いただけます。(任意)

Q7 通う回数はどのようになっていますか。
A7 通う回数は会員様にお選びいただいております。

 ①学習塾のように毎週決まった曜日・時間に参加
 ②隔週の決まった曜日・時間に参加
 ③スポットで空いている曜日・時間に参加

体験レッスン後にご継続をご希望の方へ、その時の空き状況等を確認して個別にご案内いたします。

水泳教室の新規お問い合わせはこちら(別のウィンドウが立ち上がります)

オンライン個別支援

オンラインを使って、遠方の方にも水泳の楽しさを伝えられる仕組みづくりをしております。

オンライン個別カウンセリングのお問い合わせフォームはこちら https://jpasa.net/onlinecounseling/

自宅のビニールプールを映して楽しく親子でできる水慣れや、公園のプールでできる水泳、陸上トレーニングやリラクゼーション等をお伝えしています。

さらにはランニングやお料理、靴磨きや家事、フラワーアレンジメントといった生活動作のなかで、発達課題の統合を目指したり、発育を促すことで心身の健康と体力保持を目指す取り組みをしています。

参加条件などは、上記「水中活動における個別支援」と同じです。

ご希望により、更に上を目指す選手クラスの方にもオンラインでアドバイスしております。

<実績>

発達障害児童で発育エクササイズを実践したい方やそのご家族、パラアーティスティックスイミング※のランドリル(陸上曲かけ練習)希望者、マスターズ大会参加者様、大手スイミングスクール指導員様、パラリンピック育成クラス選手様、他多数

※パラアーティスティックスイミング:旧障害者シンクロナイズドスイミング

●個別支援料
1回1時間(50分間の練習/保護者の方へフィードバック10分間)
7,000円
→7枚つづり回数券のご購入で、6,300円となります。
上記の運動療育やリラクゼーション、水泳の泳法指導、アーティスティックスイミング、大会参加のための強化練習など内容が複数に跨ってもこの金額です。