法人様へ
障害者権利条約、合理的配慮など、障害福祉の取り巻く法律や制度が大きく変わっています。
障害のある方を、スイミングスクールあるいは水泳教室等にお迎えすること、また職場に障害のある水泳指導員が入ることも当たり前になりつつあります。
従業員50人以上の場合は障害者雇用は義務となりますし、皆様の目の前の生徒さんの中に「発達障害のグレーゾーンの子供がいる」などよく聞かれるようになりました。
一方で、日本が法整備をしていても、現実問題としてそれまで「障がい者水泳」がなかったスクールや団体の方にとり、お客様として受け入れることも、従業員として雇うことも不安が付きまとうと思います。
法律や個別の制度が絡むことで、スイミングスクールや運動施設にとり、これからの時代に確実に必要な力となります。
当協会は、年間延べ1100人以上の個別支援を10年以上続けてきた経験と福祉相談員の経験を生かし、これまでも大手企業様と事業提携をしてまいりました。
企業様、法人様、団体様の障がい者水泳をトータルにサポートいたします。

法人様支援事業
1 「障がい者水泳指導員養成研修」を受講され、障がいのあるお客様を受け入れられる体制をつくる
例)大手企業様の本社社員とスポーツクラブ現場責任者の方で初級から上級までご受講いただき、現行の(健常者の)水泳カリキュラム
2 障がいのある方を従業員として水泳指導員として受け入れる際の合理的配慮などを含めたコンサルティング事業(お問い合わせフォームへ)
例)身体障害のある水泳指導員を2人受け入れ、定着することをゴールとしたい
→スポーツクラブ様で1年間定着することを目標に、オンラインでのコンサルティング事業と代表酒井が直接スポーツクラブに行き現場での指導
例)発達障害のある水泳指導員を受け入れる予定だが、職員でどのような対応をしたらいいかわからない
→ご本人も職員の方も無理のない職場環境を考え、定期的にコンサルティングして定着と継続を目指します
3 水泳手話講座などオンラインでのコンテンツの提供
4 障がい者水泳で必要な協会推奨品の優先販売、有資格者による福祉用具のご相談
5 業務提携
例)当協会で練習してきた会員様の他クラブへの紹介や移籍
6 その他、企業様や店舗様への個別相談
詳しくはお問い合わせください。
英会話スイミングをはじめます
「毎日の生活が軸」をテーマに、誰もが住み慣れた地域のプールで水泳を楽しめる共生社会を目指して活動しています。
元々、ハーフの障がい児童、障がい者の方からも多くお問い合わせをいただいており、年間延べ126人以上の方の、障害を考慮したプールでの発達支援をしてまいりました。
今春から、特に要望の多かった、英会話(アメリカ英語)を混ぜながらの水泳支援をはじめます。
「少しでも英語を忘れないでほしい」
「英語に慣れてもらいたい」
「どんなものかやってみたい」
気になる方はお問い合わせください。
聴覚障害がある方には、日本手話と国際手話を織り交ぜながら、ご本人の分かりやすいコミュニケーションでやり取りします。
2021年4月から実施いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
2021年を迎えましてー代表酒井より
2020年から2021年へ、年が変わろうとしています。
皆様にとってどのような1年でしたでしょうか。
わたくしにとり、2020年は、あっという間の不思議な感覚でした。
一方で、今までの中で一番学びの多い一年だった気がいたします。
今年ほど、運動やスポーツの力や
日常トライできるありがたさを感じたことはありませんでした。
法人として無事に水泳教室と障害者水泳指導員養成研修と活動ができたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、2021年も今年の流れを引き継ぐ部分もあるかと思います。
一つ一つのご縁に感謝をしながら、
目の前のことを大事にしながら進んできたいと思っています。
苦難福門、きっと明るい日々が来ると支援一同信じて、
新年を明るく元気にお迎えしたいと思います。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
2021年も、当法人をどうぞよろしくお願い申し上げます。
一般社団法人日本障がい者スイミング協会 酒井泰葉
障害者水泳指導員養成研修 お申込み・ご受講前アンケート
ご受講希望の方は、こちらのフォームよりお申込みください。
こちらで確認しました後、ご受講確定のメールをいたします。
その際に記載されておりますお振込み先にお振込みをお願いいたします。
5日以内に結果をご返信いたしますので、万が一届かない際は
info@jpasa.netまでご連絡ください。
台風接近によるお知らせ
台風が接近する予報が気象庁より発表されております。
当法人は、現時点では通常どおりの営業を予定しております。
皆様には十分ご注意頂き、各研修や教室へお越しくださるよう宜しくお願い致します。台風の影響により、皆様が安全に施設をご利用できない等と判断した場合は、臨時休業及び営業時間の変更等の対応をとらせていただく場合がございます。
変更が生じる際は個別にご案内、またサイトに掲載いたしますのでご確認のほどよろしくお願い申し上げます。
個別支援について
当協会では、福祉でよく使われる「個別支援」という形態をとても大切に考えております。
「個別」と「個人」の違い、
「指導」と「支援」の違いについて福祉的観点の良い面と全身運動である水中運動とかけ算をすることで、より一層一人一人に寄り添った心身の発育や毎日の生活が軸となり余暇や生涯スポーツ、趣味、自己実現にいたるまで、人生をより彩豊かにしてくれます。
「個別」とは、社会全体の中のお一人お一人を、一律に扱うという意味ではなく、個々の障害や想いに寄り添い、個別性に合わせて向き合い、合理的配慮を持つことを意味しております。「1対1」という意味合いも含まれますが、必ずしも、「1対1」での関わりという意味ではありません。
例えば、個別指導塾では先生1人に子供2人のような体制をとっています。
子供にとり相手がいることで切磋琢磨したり、お互いに目標に向かって頑張ろうとする自主性を引き出したり、お互いに高め合うといった協調性を自然と養っていけるメリットがあります。
これは相手がいない1人だけの空間では起きないことであり、特に人とのかかわりが少なかったり苦手だったりする子供やそのような障害を抱える人にとり、少ない人数で信頼関係を築いていく経験が、やがて大人になった時に生き、地域での関わり合いが増え、不安なく、信頼する勇気と信頼される喜びが、その後の充実した日常生活を送る基礎的な力となります。
ここで三角の人間関係を様々に築いていく(=気づいていく)ことで、将来住み慣れた地域で安心して、周りの支援と程よい距離間を取りながら自立生活していけるのです。
三角の人間関係
ができあがると、次の「少人数」「集団」「グループ」と言った段階へ無理なくコマを進めることができます。水泳の個別支援をきっかけに、本当にチャレンジしたかった卓球やバレエ、サッカーなどに転向した子供たちも大勢います。
施設ではなく訪問型の福祉相談員の経験から、障害の種類や程度を問わず、主に成人の障害のある方を微力ながら支援させていただいたことで、今の子供たちにとって必要な力の一つとしてとても大切に考え、大人から逆算して日々の支援をしています。
「支援」とは、
エンパワメントと言われるように、個人の力を引き出し、背中を押すという意味があり、福祉的な面を色濃く出しますと、見守りや社会のルールを伝えるといった目に見えづらい支援もあれば、身体介助のような目で見て分かりやすい支援があります。
水中運動は、
障害の種類や程度に関わらず、また性別や年齢も関係なく誰でも参加できる運動であり、身体の発育を促すだけではなく、その人の持っている得意なことややりたいことをかけ合わせることで、水泳やアクアビクスやアーティスティックスイミングや水中ウォーキングといった幅広い運動やスポーツに発展し、更に生涯スポーツとしても楽しむことが叶います。
身体を動かすことで、体の過敏さや筋肉の緊張バランスを整えることができ、発育を促すことが、そのままいわゆる水泳の泳ぎ方を身につけることにつながることも多くあります。
一方で、水に溺れないための技術
を身につけることも必須であり、ここをおろそかにすると「泳げるのにおぼれてしまう」ということになりかねません。
私たちは、ただ泳ぎを教えるだけではなく、この「安全」のための水泳や水の取り扱い方を子供たちに体験してもらうことも、将来ヘルパーさんや社会資源を活用しながらプール活動を続けていく力として最も大切にしています。
時に社会のルールを伝えたり、目に見えない「空気を読む」「雰囲気を察する」といったことを伝える「支援」の中には「指導」も重なる部分もありますが、「指導」で終わらせず、あくまでも「支援」が中心となっていることで、個人の力を引き出したり伸ばしたりすることができ、物事を考える力や解決していく力を身につけていったり、自主性を重んじるところがいわゆる一般的な水泳指導との違いです。
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この3月をどう過ごすかが、1年間のポイントになります
メルマガ会員様限定 水中リラクゼーション体験会
※今現在、当協会のメールマガジンにご登録されていなくても、このお申込みでご登録いただければ申し込めます。
「あなたは、水中リラクゼーションを知っていますか?」
もしも、あなたが、「障害者水泳」の「基本」をいち早く知りたい方なら、
この「水中リラクゼーション体験会」はベストな選択肢の1つだと思います。
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水中リラクゼーションとは、水の上に背浮きの姿勢で浮いて体を預けている状態になり、
支援員や介助者、指導員の方から身体を動かしてもらうリラクゼーションです。
心と身体を解放し、 情緒の安定や体を自らコントロールしやすくなり 身体の発育等へとても良い効果があります。
この手法を「できる」のと「できない」のとでは、
障がい者水泳のボランティアや支援で、大きな差が生まれます。
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障害のある方の心身の変化が大きいのは何月か
ご存じですか?
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養成研修を受講されている皆さんはお分かりですが、 3~4月、6月、9月なのです。 原因と理由はそれぞれ違いますが、 最大のピークは、なんと 「6月」なのです。 そのため、3月の今から備えておくと、 花粉症のように 「予防効果」が発揮されます。 その1年間、心が落ち着いた生活を 子どもたちは過ごすことができるでしょう。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ いわゆるスイミングスクールでは習わないメソッドで 障害者水泳で独特な種目である 「水中リラクゼーション」。
「ガンガン速く泳ぎたいから、リラックスはしなくていい」
「私は身体障害の人へ支援しないから、違うかも」
「もともと習ったことがないから、やらない」
もし、あなたがそんな風に思っていたら、もったいない!
「今まで、スイミングスクールのやり方で、障害者水泳もやってこれたから、これからも必要ない」とお考えの方でしたら、申し訳ございません。残念ながら、この体験会はご期待に添えられないかもしれません。

毎日のスイムを楽しみたいお子さんをはじめ、 パラ水泳のアスリートも試合の「10日前」に取り入れて、 結果を出しているお墨付き。
水中でのリラックスの効果がこんなに長く続くんです。
普段、整体やマッサージに行かれている方は、ご自身が施術を受けた後の効果がどれだけ長く続くのか想像されてみると、緊張の走りやすい障害のある方のお身体で叶うとなると、これはかなりすごいことだとご実感いただけると思います。

さらに、
身体の適度な緊張とリラックスのバランスがあれば ココロも安心で満たされ、 人との信頼関係をつくるきっかけも生まれます。
健常児者のスイミングでも使えるメソッドだから、 「共生社会」にも貢献できます。
全障害の方のスイムのお時間に取り入れることで、 日常生活にもスイミングの練習にも 良いことがいっぱいです。
そんな「水中リラクゼーション」を、 目の前の方にさせていただく前に、
まずは皆さんが体験してみませんか?

詳細
| 日時 | 3月21日(祝月) 9時~11時 |
| 内容 | ・みるみる上達するハンドリング(手当や補助)の極意 ・言葉で表現ができない子供たちの、言い知れない不安を解消する! ・誰も教えてくれないツボとその施術法 ・水中運動の音楽は、あの音楽がいいんだ! ・リズム水泳で楽しもう |
| 場所 | SUBARU総合スポーツセンター(三鷹市/JR中央線三鷹駅または京王線調布駅からバス) ※あくまで会場です。会場へのお問い合わせは絶対にしないでください。 |
| 参加費 | 3,000円 →お申込みいただいた方へ、お振込み先や当日のお待ち合わせ場所、持ち物等の詳細をご案内いたします。 |
| 〆切 | 3月19日(土)23:59 |
水中リラクゼーションお申込みフォーム
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