社内研修【ブラインド講習会】を実施しました
東京パラリンピック2020で木村敬一選手のタッパーとしてご活躍され、タッパーとして30年以上ご活躍されてこられた寺西真人先生をお招きしまして、社内研修として、視覚障害に特化した【ブラインド講習会】を実施しました。
講義と実技で半日じっくり研修致しました。
視覚障害についての細かい見え方を体験したり、白杖、プールでのタッピング実技も行いました。
二人一組のペアになり、白杖とアイマスクを付けての目隠し歩行では、普段どれだけ「目」に助けられているか実感しました。
更に、プールにて一人一つずつブラックゴーグル体験で泳いだり、泳げるに至るまでの過程を學びました。
ここでも最後にペアになり、タッピング棒を使い分けながらタッピング練習もしました。タッピングは合図ではなく、タッパーと選手とのコミュニケーションであることを學び、シンプルな介助の奥深さを改めて痛感しました。
今回は初級編でしたので、中級や上級はまた別日に実施し、さらなる進化を遂げたいと思います。
新年のご挨拶
新年のご挨拶に代えまして、
1/1に発生しました令和6年能登半島地震やその後の飛行機事故、鉄道事件等により、犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災されたすべての皆様に心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復興をお祈り申し上げます。
昨年は支援員が増え、少しずつコロナ禍から日常生活にプールのある風景が戻ってきた1年でした。
私自身も、学会にリアルで参加させていただいたり、リアルの障がい者水泳指導員養成研修を実施させていただいて、全国に障がい者水泳の哲学を広めたいと熱く夢を語る仲間がいることに心強く感じられ、全国にまたその夢がひと回りふた回りと広がることに勇気をいただきました。
これからも、ウェルビーイングやサスティナブル等の新しい社会の価値観を受け入れながら、私達の目指す多様性と共生社会の創造を、パートナー企業様や支持してくださる皆様と共に引き続き前進してまいりたいと思います。
新年の節目である今一度、一般社団法人日本障がい者スイミング協会として、日常生活が軸、と言う理念に立ち返りながら、本年も新しい挑戦を通じて皆様や社会に貢献してまいりたいと考えております。
ちょうどこの春から、また支援員が新しくメンバーに入る予定で、障がい当事者支援員、家族支援員、年齢や性別、宗教の違う多様で頼もしい人財に恵まれていることに大きな喜びを感じております。
これからも、それぞれの強みを生かしながら、障がい者水泳はまちづくりということを信じ、社会との響き合いと、支援、啓蒙に実直に向き合ってまいりたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
【意匠登録の出願が通りました!】
【意匠登録出願の申請が通りました】
パズルフロートという水中福祉用具を製作してます。
形を自分仕様に自由に変えられ、
発達障害の方や
肢体不自由の方にも
障がいのない方にも
プール道具としてお使いいただけるものです。
無事に意匠登録の申請が通りました。
色んな人のウェルビーイングに繋がれば、
インクルーシブに貢献できたら
と祈っています。
特設サイトはこちらからどうぞ
https://jpasa.net/puzzle-float/