第36回 はばたき水泳大会に参加しました
北区の東京都障害者スポーツセンターにて、第36回はばたき水泳大会が開催されました。
事故や怪我なく無事に全員泳ぎ切りました。
私自身、久々にお会いした他チームの選手や先生、運営者、ボランティアの方、競技役員の方、職員の方々…とお話できました。
学生時代、まだ草の根活動の立ち上げもしていなかった時期、とある障害者スポーツの講演会に行きました。
講演会後、「障害者水泳のお教室を作りたいけど、どうしたらよいかわからない…迷う…」
と泣きながら相談したとき、隣でうんうんと頷きながら2時間近くも座ってただただ「できるよ、やってみようよ」と励まして背中を押して下さった、職員の方にもお会いできました。
「元気そうに頑張ってるね~」とおっしゃっていただけました。
泣き虫だったあの頃より、少し成長したところをお見せできたかな、と感じています。
10年ぶりにお会いした方も、2年ぶりにお会いした方も、皆様元気そうでした。
参加する子供たちを紹介すると、皆様本当に可愛がってくれまして、緊張している子供たちに優しく、和ませてくださったり、中には過去の大会で「あの時の大会に参加したよね!」と覚えてくださった方もいらっしゃいました。
コロナ対策のため人数制限で引率者が限られる中、子供たちが戸惑って人手が欲しい時には直ぐに気がついて駆けつけてくださり、「酒井さん、こっちは任せて!」とサポートしていただいたり、本当に心強かったです。
協力者が多いことに改めて感謝する一日となりました。
完泳できた子供たちは、ゴールした瞬間に皆様から拍手をもらい、家族も子供たちも、とてもあたたかい気持ちになったようです。
福祉現場での経験と教えていただいた大切な理念であり、私の活動の立ち上げからずっと思っていた「地域で暮らす、地域生活支援」にも繫がる、人と心でつながって胸がジンとなるあたたかさや、繋がりを作ったり感じて安心できる、貴重な経験ができたと思います。
私達が日常生活支援をしている中で、大会や記録会に参加するのは、こうした意味やねらいもあります。
(もちろん、「ジャパンパラ等大舞台で勝ちたい!」という目標の方も応援してますよ!)
次回はもっとたくさんの方に経験してもらいたい!
思っています。
改めて、無事に終えられたことに、会員様ご家族や大会関係者の皆様に重ねて御礼申し上げます。